アフターピルは緊急避妊薬と呼ばれることもあり、性行為の後に妊娠を望まない場合、緊急的に避妊するために処方されるということです。
性行為の時に避妊をしなかった場合はもちろん、性行為を強要されて避妊ができなかった場合などもアフターピルが必要となります。

アフターピルの避妊率は約80%となっており、望まない妊娠のほとんどを防ぐことができます。
しかし、効果は100%ではないので注意しましょう。
きちんとした効果を得たいなら正しい方法で服用することが大切です。
服用方法が間違っていると効果を得られないこともありますし、副作用のリスクも高まってしまいます。

アフターピルの副作用は服用前に確認しましょう

アフターピルは緊急的に避妊をしたい人に役立つ薬ですが、服用する前に副作用についても確認しておく必要があります。
体質というのは人によって異なっていますし、同じ薬を飲んでも副作用が出る場合と出ない場合があります。

アフターピルというのは大量の女性ホルモンを投与する薬であり、一時的にホルモンバランスを崩すことで避妊効果を得られるものとなっています。
そのためある程度副作用のリスクがあるのは仕方ないことです。
副作用のリスクが低いアフターピルなどもありますし、初めて服用する場合はそのような薬を選んだ方が良いかもしれません。

アフターピルの副作用としては、吐き気や嘔吐、頭痛、だるさ、むくみ、不正出血などといった症状が挙げられます。
吐き気やむくみなどは使用を中止すれば治まるということですが、重篤な副作用として血栓症があります。
血栓症のリスクはあまり高くはありませんが、発症してしまうと大きな病気を引き起こすこともあるので注意が必要です。

不正出血などの副作用が気になる場合、近くの婦人科で相談してみましょう。
また、発生した副作用はいつまで続くのか気になるという人もいるかもしれません。
副作用はアフターピルを飲んで2~3時間で起こるとされており、だいたい1日程度で治まるということです。
最初は酷い副作用が出てしまうこともありますが、次第に症状が軽くなっていくと言われています。
しかし、症状の出方には個人差もありますし、中には酷い副作用がずっと続いてしまうという人もいます。

どのような副作用が出ていつまで続くのかは飲んでみないと分かりません。
また、副作用が全く出ないという人もいます。
初めて服用する場合は不安があるかもしれませんが、服用するのが遅くなってしまうと避妊率が低くなってしまうということです。
望まない妊娠を防ぐためにも副作用を恐れずに服用しましょう。

アフターピルを使ったら副作用の症状が長く続き、後遺症のようになってしまうのではないかと心配している人もいるかもしれません。
しかし、後遺症のようなものが体に残ってしまうことはありませんし、安心して服用できる薬となっています。

服用によって気になる副作用が出てしまっても、薬の成分が消えれば症状も出なくなることがほとんどです。
また、用法用量をきちんと守っておくことにより、女性ホルモンのバランスが大きく崩れてしまうようなこともありません。

アフターピルを飲んだ後に吐いた場合の対処

アフターピルの副作用として吐き気や嘔吐があります。
このような症状があると飲むのを中止した方が良いと考える人もいるかもしれません。
また、飲んだ後に嘔吐してしまった場合、本当に避妊できているのか心配になってしまうこともあるでしょう。

服用してすぐに嘔吐してしまった場合、胃の中で成分が完全に吸収される前に薬を吐き出してしまっている可能性があります。
その場合はせっかく飲んでも避妊効果が期待できないでしょう。
アフターピルの効果は服用して2時間程度で出てくると言われています。
2時間程度経つと薬の成分がほぼ完全に吸収されるようになりますし、薬の効果が期待できます。

服用してから2時間以内に吐いてしまった場合、もう一度服用する必要があります。
しかし、再び嘔吐してしまう可能性もあるため、吐き気止めの薬を飲んでからアフターピルを飲んだ方が良いでしょう。

この薬の副作用の中でも最も多いのが嘔吐ですが、服用して4~6時間経過している場合は嘔吐しても問題ないとされています。
既に薬の成分が吸収されていると考えられますし、きちんと避妊効果が期待できるということです。
しかし、服用してから2時間以内に激しい吐き気に見舞われてしまう人も多いです。
この時間はできるだけ我慢する方が良いですが、吐いてしまった時は2回目の服用を考える必要があります。

ちなみに、2回目の服用で量を増やすことは危険ですし、体への負担がさらに大きくなってしまいます。
2回目の服用も嘔吐してしまった場合、さらに使用するのは中止しましょう。
このようなトラブルを避けたいという場合、アフターピルを処方してもらう時に一緒に吐き気止めを処方してもらうか、事前に吐き気止めを用意しておくのがおすすめです。

アフターピルはどうして吐き気を伴うのか気になっている人もいるかもしれません。
この薬を服用した後は体内の女性ホルモンが急激に増えることになります。
急激に増えた女性ホルモンに対して体が拒絶反応を起こすことにより、吐き気などの症状が起こってしまうということです。

この薬を服用すると少しずつ胃の中で吸収されていきます。
2時間以内に成分が吸収され、血中濃度が高まっていくため、気分が悪くなってしまうことが多いです。
従来のアフターピルは副作用が発生しやすかったということですが、最近では改良が進んでいるので嘔吐などの副作用が起こりにくくなっています。

アフターピルは性行為後いつまでに飲めば良い?

アフターピルで避妊したいという場合、性行為の後いつまでに飲んだら良いのかを知っておく必要があります。
きちんとした効果を得るためには性行為があってから72時間以内に服用することが大切です。
なぜ期限が決まっているのかということですが、72時間を過ぎると急激に効果が低下してしまうという理由があるためです。

アフターピルは避妊に失敗してから72時間以内に服用する必要がありますが、72時間以上経ってから飲んだ場合はどうなるのか知りたいという人もいるでしょう。
避妊率は時間経過によって大幅に低下してしまうと言われています。
しかし、120時間以内ならある程度の効果は期待できるということです。

120時間以内に服用できればそれなりの効果は得られますが、早く飲んだ方が避妊効果は高くなります。
飲むのが早ければ早いほどきちんとした効果が得られるため、心配な場合は常に手元にアフターピルを用意しておくのがおすすめです。
病院では事前に購入することが難しいため、通販サイトなどで購入しておくと良いでしょう。

アフターピルは緊急避妊用の薬であり、服用するのは1回のみです。
何日間も服用するものではありませんが、1回の服用だけでもきちんと効果が得られるということです。
この薬を服用して避妊に失敗してしまった場合、もう1回服用して良いのか迷ってしまうかもしれません。
また、低用量ピルと同じように服用後もしばらくは避妊効果があるかもしれないと考えている人もいるでしょう。

アフターピルを服用してからすぐにもう一度避妊に失敗してしまった場合、服用から12時間以内であれば追加の服用は不要とされています。
しかし、12時間以上経過している場合はアフターピルの効果は期待できないということです。
この薬には低用量ピルと同じような効果はありませんし、あくまで一時的に避妊をするための薬です。
一度服用すれば効果がしばらく続くというものではありませんし、持続的な効果を期待して性行為を行うのは危険です。

ちなみに、服用後は妊娠しやすいと言われており、一度は避妊が成功したのにその後の性行為で避妊を失敗し、妊娠してしまうというケースも多いです。
服用するタイミングによっては出血の後に排卵が起こってしまうこともあります。
その場合は妊娠の可能性が高くなってしまうため、服用後は性行為を避けた方が無難です。